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Word2016について
Word2016使用時に起きる現象
■1行40字に設定しているのになぜか41字になっている行がある
これは、1行に2つ以上句読点があると、文字間が詰まることで起きる現象です。
<解決方法>
[ファイル]から[オプション]をクリックし、[文字体裁]を選択します。カーニングは[半角英字のみ]、文字間隔の調整は[間隔を詰めない]にチェックを入れます。こうすることで、句読点が詰まって1行の文字数が41字になるという現象が起きなくなります。
■初期設定のままのフォント(游明朝)で作成すると、MS明朝に変わる場合がある
フォントの既定値である[游明朝]を使用した場合、文字の変換時に途中で[MS明朝]に変わる場合があります。
※変換候補に【環境依存文字】があると、その候補を通るだけで上記の現象が起きる場合があります。
例)「四角」と入力し、変換候補から文字を選択している途中で、フォントが[MS明朝]になってしまう。
<回避方法>
①[ページレイアウト]の
をクリックします。
②[文字数と行数]の[フォントの設定]を選択します。[フォント]の日本語用のフォントは「MS明朝」、英数字用のフォントは「MS明朝」に設定し、[OK]をクリックします。
■初期設定のままのフォント(游明朝)で作成すると、行間が広くなる場合がある
フォントの既定値である「游明朝」や「游ゴシック」を使用した場合、行間が広がり設定した行数どおりにいかず、1枚に収まらなくなる可能性があります。1枚に収まっていない場合、減点となるためご注意ください。
<解決方法>
(1)[ページレイアウト]の
をクリックします。
(2)[
文字数と行数]の[フォントの設定]を選択します。[フォント]の日本語用のフォントは「MS明朝」、英数字用のフォントは「MS明朝」に設定します。
■図形内の文字が正しく変換できない
図形内で「やじるし(→)」や「ほし(☆)」、「おんぷ(♪)」などを入力した場合、以下のように正しく入力できない場合があります。
(1)図形内に「やじるし」と入力し、変換キーを押すと、「やじるし↓」と自動的に確定されてしまう。また、矢印の種類を選ぶことはできない。
(2)そのまま文字入力するとさらに、「↓」が追加されてしまう。
<対処方法>
[挿入]の[記号と特殊文字]をクリックし、[その他の記号]から任意の記号を選択し、挿入します。
参考)「←」を挿入したい場合
参考)「■」を挿入したい場合
■ルビを編集しようとすると半角アルファベット・カタカナ表記になるときがある
Word2013以降では、ルビを編集しようとすると半角のアルファベットやカタカナしか入力できないという現象が発生する場合があります。
不具合が修正されるまで上記の採点となります。
よくある設定による誤りの例
■ホームページアドレスやメールアドレスを入力したら自動的に下線が引かれる
例)
<解決方法1>
(1)入力したアドレスを右クリックし、[ハイパーリンクの削除]を選択します。
(2)ハイパーリンクが削除されました。
<解決方法2>事前解除方法
(1)
[ファイル]から[オプション]をクリックし、[文章校正]の[オートコレクトのオプション]を選択します。
(2)
[入力オートフォーマット]の入力中に自動で更新する項目内の[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックを外し、[OK]をクリックをします。
■スペースが用紙の余白部分にはみ出して入力されてしまう
例)
<回避方法1>
対象の文字のある行で[ホーム]タブの[段落]ダイアログボックス起動ツールをクリックし、[体裁]タブの「英単語の途中で改行する」にチェックを入れます。すると、空白が内側に入ります。ただし、これはページ全体ではなく、段落に対しての設定となります。
<回避方法2>
あらかじめ、この設定にチェックが入るようにする設定もあります。
[ファイル]タブ-[オプション]-[文章校正]-[オートコレクトのオプション]-[入力オートフォーマット]の「Tab/Space/BackSpaceキーでインデントとタブの設定を変更する」にチェックを入れます。
【注意点】
この設定は、Tabキー、Spaceキー、BackSpaceキーでインデントの設定を行うものです。右揃えにした状態でBackSpaceキーを押すと、右インデントが設定されます。それにより、文末が40字でなくなる、中央揃えがずれるといった誤りも見られますので、ご注意ください。
例)右揃えにした状態で、敬具の前でBackSpaceキーを押すと右のインデントがずれていく
よくある誤った操作例)
1.文書番号・発信日付を右揃えにする。
2.改行してBackSpaceキーでカーソルを左まで移動させる。
3.発信者名を入力し、右揃えにする。件名を中央揃えにする。
2.の操作によって、右のインデントが設定され、それが次の行へ引き継がれていくため、右のインデントが設定された位置が文末になってしまい、中央揃えもずれてしまいます。
これを解除するには、[ホーム]タブのフォント項目の
ボタンをクリックして、「書式のクリア」をします。その後、再度体裁を整えてください。
ご不明な点がございましたら、統括本部までご連絡ください。 TEL:052-936-3817
事前準備用プリント
上記で説明した解答方法を事前準備の手順としてPDFにまとめています。ご活用ください。
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