日検の概要｜日本情報処理検定協会

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日検の概要

　日本情報処理検定協会は、昭和６０年の設立から現在、全国約２，６００校の大学、短期大学、専門学校、高等学校、中学校、特別支援学校、各種教室、その他さまざまな教育機関で活用していただいております。また、教育機関だけではなく企業において、社員の業務スキル向上や、自己研さんを目的とした研修などとして、あるいは求職者支援制度での就職への一助となる資格取得などとして各種検定・認定試験が求められております。
　近年、社会ではスマートフォンの利用が当たり前となった世代が就職する時代となり、キーボード入力などのパソコン操作の基本的なスキルが欠如しているとの声が多くなってまいりました。文部科学省においても、キーボードによる日本語入力スキルの向上が掲げられ、教育機関や企業では、改めてキーボード入力、パソコンソフトの基本操作の教育に力を入れております。これにより日本語ワープロ検定試験をはじめとした各種検定・認定試験の活用が重要視され年間２０万人以上の方に受験いただいております。
　日ごろの関係者皆様のご支援、ご協力と本協会主催の各種検定・認定試験への高い評価の結果であると深く感謝しております。本協会は、情報処理教育に携わる指導者への教育研修や情報共有を目的として設立されました。その後、学ぶ方への評価基準や目標設定として各種試験を実施することとなりました。
　本協会の目的は、情報処理教育に携わる指導者の支援と、進歩が目まぐるしい情報化社会に対応できうる人材の育成であり「教える人のため　学ぶ人のため　働く人のため」の理念のもと、引き続き真摯に試験運営に取り組んでまいります。
　また、毎年、全国パソコン技能競技大会・文書デザインコンテストを開催しております。学ぶこと、参加することへの意欲を高め、より積極的に技能を身に付けていただく場も併せて提供してまいります。
　本協会の各種試験・認定試験は｢文部科学省後援｣のもと、学習指導要領などさまざまな指導環境に対応し、実践的なパソコン活用能力を判定する内容であります。その資格取得者は即戦力として企業にも高い評価をいただいており、幅広く社会で活躍をされています。
　令和６年度は｢プログラミング技能検定試験｣｢情報デザイン検定試験(Webページ)｣の２種目の新しい検定試験がスタートしました。
　日本情報処理検定協会といたしましては、これまで主催してきた８種目の検定・認定試験の内容をさらに良きものとして新しい検定試験を加え、引き続き情報教育を側面からバックアップし、一人一人のパソコン活用能力向上に貢献するとともに、生涯学習社会の実現に寄与するよう努力してまいります。
　今後も皆様のお力添えを賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

　

日本情報処理検定協会　会長　

協会情報

名称	日本情報処理検定協会

通称	日検(ニッケン)

設立年月	1985年(昭和60年)6月1日

代表者	会長　片岡　武司(かたおか　たけし)

事務局	統括本部長　河本　祥二

目的	本協会は、日本語ワープロ、情報処理技能、文書デザイン、ホームページ作成、プレゼンテーション作成検定試験、文章入力スピード認定試験(日本語)･(英語)、プログラミング技能検定試験と情報デザイン検定試験(Webページ)を行うことにより、情報および情報機器の活用能力の向上･発展に寄与し、情報化の進む社会で教職員、学生、生徒の資質向上と広く国民の誰もが学べる「生涯学習社会」の実現と「求められる人材」育成の一助となることを目的とする。

事業内容	1.日本語ワープロ検定試験の実施
	2.情報処理技能検定試験の実施
	3.文書デザイン検定試験の実施
	4.ホームページ作成検定試験の実施
	5.プレゼンテーション作成検定試験の実施
	6.文章入力スピード認定試験(日本語)･(英語)の実施
	7.プログラミング技能検定試験の実施
	8.情報デザイン検定試験(Webページ)の実施
	9.各競技会･講習会ならびに指導者研修プログラムの実施
	10.情報処理に関する研究ならびに研修会
	11.その他本協会の目的を達成するための必要な業務


所在地
■統括本部
〒461-0023	名古屋市東区徳川町1002番地 TEL：052-936-3817 FAX：052-936-5625


■東日本本部
〒410-0012	沼津市岡一色486-14

■西日本本部
〒733-0812	広島市西区己斐本町1-2-15

沿革(協会)

1985年(昭和60年)06月	日本語ワードプロセッサ検定委員会を設立
1985年(昭和60年)10月	第1回日本語ワードプロセッサ検定試験の実施
1986年(昭和61年)12月	第1回英文ワードプロセッサ検定試験の実施
	第1回情報処理技能検定試験の実施
1987年(昭和62年)08月	第1回日本語ワープロ競技大会(現:全国パソコン技能競技大会)開催
1987年(昭和62年)09月	日本ワープロ検定協会に名称変更
1992年(平成04年)12月	情報処理技能検定試験に「表計算」科目を設ける
1993年(平成05年)04月	日本情報処理技能検定協会を併設
1995年(平成07年)04月	情報処理技能検定試験(表計算)初段　開設
1998年(平成10年)12月	情報処理技能検定試験に「データベース」科目を設ける
2000年(平成12年)04月	日本語ワープロ検定試験に名称変更(旧:日本語ワードプロセッサ)
	英文ワープロ検定試験に名称変更(旧:英文ワードプロセッサ)
2002年(平成14年)04月	日本情報処理検定協会に名称を統合変更(略称「日検」)
2002年(平成14年)07月	第1回文書デザイン検定試験の実施
	第1回ホームページ作成検定試験の実施
2004年(平成16年)07月	第1回パソコンスピード認定試験(日本語)･(英文)の実施
2007年(平成19年)10月	第1回プレゼンテーション作成検定試験の実施
2010年(平成22年)07月	第1回文書デザインコンテスト開催
2016年(平成28年)04月	情報処理技能検定試験(表計算)準2級･準1級　開設
2021年(令和03年)04月	文章入力スピード認定試験(日本語)･(英語)に名称変更(旧:パソコンスピード認定試験)
2021年(令和03年)04月	文章入力スピード認定試験(日本語)･(英語)に6級･準2級･準1級･特段　開設
2024年(令和06年)07月	第1回プログラミング技能検定試験の実施
2024年(令和06年)07月	第1回情報デザイン検定試験(Webページ)の実施


文部科学省後援

■検定試験･認定試験
1989年(平成元年)07月	日本語ワードプロセッサ検定試験(現:日本語ワープロ検定試験)
1991年(平成03年)04月	英文ワードプロセッサ検定試験(パソコンスピード認定(英文)に移行)
	情報処理技能検定試験
2004年(平成16年)04月	文書デザイン検定試験
	ホームページ作成検定試験
2005年(平成17年)04月	パソコンスピード認定試験(日本語)･(英文)(現:文章入力スピード認定(日本語)･(英語)に移行)
2008年(平成20年)10月	プレゼンテーション作成検定試験

■各種行事
2004年(平成16年)06月	全国日本語･英文ワープロ、情報処理技能競技大会(現:全国パソコン技能競技大会)
2013年(平成25年)05月	文書デザインコンテスト

各種試験の実施年表

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